ビジネスマンにもおすすめのアンティーク時計

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営業や打ち合わせで人に会う機会が多いビジネスマン。
そんな方にこそおすすめするこだわりの時計とは。

私が編集者時代には取材や営業、打ち合わせで人にある機会が多々ありました。
そんな時にふと役に立ってくれたのが時計でした。
自分のこだわり、思いが詰まっているから多くを語ることができ、同じ趣味の人に会えばすぐに打ち解けるのです。

私のつけている時計はハミルトンのイギリス空軍モデルです。
30歳の誕生日に購入しました。

当時仲の良かったアンティークショップで見つけて、そのフォルムに一目惚れ。
さらに、裏を見ると!
そこには1975の数字が書かれているではないですか。

そうです1975年は私の生まれた年。運命を感じて即購入。
5万円程度だったと思います。

いろいろ調べてみるとこのモデルは1975年にイギリス空軍に納入されたモデルとのこと。
6BBはイギリスを表すそうです。

金属をくり抜いて作られたケースで、修理などする場合は表(文字盤)の方から開ける仕様になっています。

文字盤を見てみますと、ハミルトンのロゴ、丸にTのマーク、矢印のマークが施されています。

丸にTのマークは
「トリチウムを使っています」という意味。

所々にある白っぽい部分。ここが夜になると光ります。(現在、かなり弱くなってほぼ光りません)
その部分にトリチウムを使っています。

ところでトリチウムって何?

昔の時計にはよくトリチウムが使われていたようです。
現在はルミノバという夜光塗料を使うことが多いみたいですね。

それはなぜか???

トリチウムは放射性物質だから!
厳密にはトリチウムが崩壊する時に放射性物質を発するから。

ええ〜放射性物質を手につけていいのか?という不安もありますが、
今のところ特に何も起こっていません。

使用量をも少なく、ガラスを透過しないそうなので、心配しなくていいそうです。
1990年代後半まで使われていたようです。

そういう部分でもかなり貴重な時計ではないかと思います。

矢印マークは
ブロードアローと言ってイギリス王室の所有ということを表しています。

という感じで、ひとつの時計にもいろいろとストーリーがあります。
人と会う時に時計好きの方もそうでない方も、年齢の話から時計の話に持っていくことができますし
放射性物質の話をすればちょっとしたネタにもなります。

ビジネスマンにとって自分の身の回りのものにこだわることはとても大事だと思います。
自分を知ってもらうためにも、相手の記憶に残るためにも持ち歩くものにはこだわりを持つことをおすすめします。

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